1989年3月7日、徳島県で発生した松岡伸矢君の行方不明事件が再び注目を集めています。この事件は、わずか40秒の隙に4歳の少年が姿を消したという衝撃的なもので、未だに解決を見ていません。父親が子供を残して家に入った瞬間、周囲には誰もいなかったとされ、当時の捜索は100人以上の人々を動員する大規模なものでしたが、何の痕跡も見つかりませんでした。
さらに、事件直後に松岡家にかかってきた謎の電話が捜査を複雑にしています。電話の主は、松岡君の母親を名乗り、徳島弁を話しながら茨城県の幼稚園名を知っていたといいます。この電話は録音されていたはずですが、警察はその内容を削除したとされ、疑惑が深まっています。
目撃情報も相次いでおり、深夜君に似た子供が北朝鮮の船が停泊する港近くで目撃されたという情報が浮上しています。このことから、北朝鮮による拉致の可能性も指摘されています。さらに、全国各地での目撃情報には、手首に傷を持つ少年が監視されている様子が報告されており、深夜君が第三者に連れ去られた可能性も高まっています。
松岡家は、事件から30年以上が経過した今も息子を探し続けています。最近では、松岡君のDNA鑑定が行われ、他の失踪者との関連も調査されていますが、依然として手がかりは見つかっていません。この未解決事件の真相は、今も多くの人々の関心を集めており、さらなる情報提供が求められています。事件の風化を防ぎ、真実を追求する姿勢が求められています。