中居正広の女性トラブルが再び注目を集めている中、フジテレビのアナウンサーが涙ながらに訴えたことが話題となっています。2025年1月17日、フジテレビ社長の高一社長は記者会見を開き、第三者による調査委員会を設置することを発表しましたが、具体的な疑惑については調査中とし、肝心な情報は明らかにされませんでした。この会見はクローズド形式で行われ、実質的には「紙芝居会見」と揶揄されるほど制約が多かったです。
特に注目されたのは、被害を受けた女性が社長室を訪れた際に一言の謝罪もなかったという証言です。社長は社内問題について認識していたにもかかわらず、適切な対応を怠ったとの批判が集まっています。また、社長は「社員が加担していた事実はない」と主張する一方で、現場のアナウンサーたちは涙ながらに仲間の苦しみを訴えました。
このトラブルの背景には、港会と呼ばれる社内の文化があるとされ、過去40年にわたり女性アナウンサーが接待要因として扱われていた可能性が指摘されています。特に、元社員の証言によれば、中居正広のマネージャーが女性アナウンサーを誘う役割を担っていたとのことです。
また、報道によれば、被害女性が体調を崩した際に中居側の人物が現金や品物を渡そうとしたという話も浮上しています。この事件を受けて、フジテレビは多くのスポンサーからの信頼を失い、CM差し替えや契約解除を検討する動きが出てきました。
現在、フジテレビは第三者による調査を進めていますが、調査の透明性や結果の公表がどのようになるのかは不明です。今回の騒動は、フジテレビのガバナンス体制や企業文化に対する疑問を呼び起こしており、今後の進展に注目が集まります。