フジテレビの相談役である日枝久氏に対し、20年間にわたる女子アナウンサーとの愛人関係の疑惑が浮上しました。この件は、週刊文春による報道を受けて注目を集めています。元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏は、堀江貴文氏のYouTubeチャンネルで、日枝氏が編成局長だった頃の強硬な姿勢や、特定の女性アナウンサーに対する優遇について語りました。
長谷川氏によると、日枝氏は自らの好みに合った女子アナを選び、局内に影響力を持たせようとしていたとのことです。また、フジテレビでは女子アナが「キャバ嬢」のように扱われる文化が根強く、一般社員との関係性が特殊であることも指摘されました。このような環境が、女子アナに対するハラスメントや不適切な関係を助長している可能性があるといいます。
さらに、日枝氏は社内の人事権を強固に握り、意見を言える人間がほとんどいない状況を作り上げているとも報じられています。これにより、フジテレビは視聴率低下の一因として、社風の硬直化や人事の閉鎖性が挙げられています。過去7年間視聴率ナンバーワンを誇ったフジテレビも、今では第4位にまで落ち込んでいます。
この疑惑が報じられた背景については、日枝氏に対する保護の必要性があるとされ、彼が退任することで自らの地位が危うくなることを懸念している声も上がっています。日枝氏の愛人関係やフジテレビ内部の文化が、今後どのような展開を迎えるのか注目されます。