Jリーグの審判、山下良美氏の判定が物議を醸しています。湘南ベルマーレ対アビスパ福岡の試合中、85分に起こった危険なプレーを見逃し、選手の安全が軽視されているとの声が殺到。ファンや専門家からは、イエローカードなしの判断に対する強い疑問が寄せられ、SNS上では非難の嵐が巻き起こっています。
あの瞬間、アビスパ福岡のフォワード、シャハブザヘリ選手が湘南の鈴木選手に対して明確なファウルを犯しました。ユニフォームを引っ張り、さらに後方から足を引っかけて倒したにもかかわらず、山下審判はカードを提示しませんでした。この不適切なジャッジに対し、元代表フォワードのバンド竜二氏が強く異議を唱え、「これはイエローだ」と指摘しました。多くのサポーターたちも同様に感じており、「選手の安全が軽視されている」との意見が相次いでいます。
山下氏は2021年にJリーグ初の女性主審としてデビューし、国際舞台でも活躍していますが、今回の判定は彼女のキャリアにおいて再び議論を引き起こすことになりました。同様の事例は過去にもあり、FC東京戦では危険なプレーに対するカードが提示されない場面がありました。これにより、審判基準の一貫性やVARの運用に対する信頼が揺らぎかねません。
危険なプレーに対する適切な処分が求められる中、ファンや関係者の期待は高まっています。Jリーグは選手の安全を守るために、より厳格な判定基準を設ける必要があります。今後、審判委員会がどのようにこの問題に対処するのか、多くのサッカーファンが注目しています。