有名弁護士の岡野たけし氏が、俳優の永野芽郁さんと田中圭さんのLINEトーク履歴の公開について「流石にやりすぎ」と厳しく批判しました。この発言は、報道の名を借りたプライバシー侵害に対する強い抗議であり、世間の注目を集めています。

岡野弁護士は、他人のLINEトーク履歴を無断で公開する行為は明らかに違法であり、特に不倫の証拠としての価値が薄いと指摘。さらに、「もっと困っている人々を助けるべきだ」と訴え、法的な問題を抱える人々への支援を求める声を上げました。

彼は、仮にトーク履歴が本物であった場合、田中さんが訴えを起こすことは難しいと主張。なぜなら、訴訟を起こすことで不倫を認めたこととなり、巨額の医薬金を背負うリスクがあるからです。この状況は、彼らにとってハイリスク・ローリターンであり、訴訟に踏み切る可能性は低いと見られています。

岡野弁護士は、LINEのトーク履歴が不正に入手された場合、損害賠償請求が可能であり、数十億円単位の請求ができる可能性があることにも言及。通信の秘密が憲法で保証されていることを強調し、不正アクセス防止法の観点からも問題があると警鐘を鳴らしました。

この問題に関しては、永野さんと田中さんが否定しているにもかかわらず、メディアが報じる内容に対する疑念が高まっています。果たして、この騒動がどのような展開を見せるのか、引き続き注視が必要です。