ジャニーズ事務所での波乱が続く中、A.B.C-Zの河合郁人が、ジャニー喜多川氏の青瓦台問題に関して涙を流しながら心情を語った。2023年9月8日、TBS系の番組「ゴゴスマ」に生出演した河合は、社長の藤島ジュリー景子氏が退任し、東山紀之氏が新社長に就任した会見についてコメントした。会見では、ジャニーズ事務所の過去の問題を謝罪し、今後の改革に向けた決意が表明されたが、河合の言葉は重く響いた。
彼は「ジャニー氏の行為に対して許せない気持ちがある」と述べ、自らが憧れたこの世界で同じような思いを抱く子供たちが被害に遭ったことへの怒りを示した。さらに、「ファンの皆さんの応援に感謝している」と涙ながらに語り、今後の活動についても危機感を募らせている。
また、河合は過去に滝沢秀明氏から受けた厳しい叱責を振り返り、その影響が自身の成長にどれほど重要だったかを語った。滝沢氏は、「お前一人が緩んだらみんなに影響が出る」と指摘し、その言葉は今も河合の胸に刻まれている。
彼の所属するグループA.B.C-Zは、他のジャニーズグループに比べて苦境にあり、メンバーの未来が懸念されている。特に、他のメンバーが滝沢氏の新会社への移籍を考えている中、河合はジャニーズに残る決意を固めているが、果たしてこの選択が正しかったのか、今後の動向に注目が集まる。ファンにとっても、彼らの道のりは容易ではない。