タレントでモデルのペコが、6歳の息子の防犯について語り、緊迫した状況が浮き彫りになった。27日に放送された日本テレビの番組で、ペコは「絶対に息子を一人でトイレに行かせない」と強調し、その理由を明かした。彼女は、海外のインスタグラムで見た「トイレの個室の扉の裏に悪い人が隠れていた」という衝撃的な事例を挙げ、子どもを守るための警戒心を呼びかけた。

ペコは、35年前に発生した幼児誘拐殺人事件の影響もあり、息子の安全を最優先に考えていると語る。特に、子どもが一人でトイレに行くことの危険性を訴え、トイレの中でのリスクについても注意を促した。彼女は「男子トイレに一人で行かせるのは心配だが、女子トイレには入れられない」と、母親としての葛藤を明かした。

さらに、ペコは「トイレの前で声をかけながら見守るしかない」と述べ、大人の男性から不審者と思われることもあると告白。彼女は、トイレの安全性を守るために防犯ブザーを持たせるなど、徹底した対策を講じている。子どもがトイレから出てきた際には「何もなかったか」を確認することも忘れないという。

この発言は、現代社会における子どもの安全問題の重要性を再認識させるものであり、多くの親にとって深刻な警鐘となる。ペコは「有名人だからこそ狙われやすい」とも警告し、親たちに過剰なまでの警戒心を持つことの重要性を訴えかけた。子どもを守るために、親としてできる限りの努力を惜しまない姿勢が、視聴者に強い印象を与えた。