在学中の19年に動画編集フリーランスの活動を開始し、20年に起業
実業家でYouTubeチャンネル『令和の虎』の出演者として知られる青笹寛史さんが、6月25日に死去していたことが分かった。29歳だった。兄で実業家の青笹雅史氏が3日、寛史さんの公式Xで発表した。
【動画】令和の虎に出演していた青笹寛史さん 雅史氏の名義で寛史さんのXが更新され、「弊社元代表取締役社長 青笹寛史は、急性心不全により2025年6月25日に永眠いたしました。
享年29歳でした」と報告。葬儀は家族葬で終えたとし、今後については「かねてより経営を支えてまいりました兄 青笹雅史を含めた運営チームにより彼の想いやことばを丁寧に引き継ぎながら、彼が願ったよりよい未来の実現に向けて全力で取り組んでまいります」と伝えた。 その上で「また、既存の業務やサービス内容には影響はありませんのでご安心ください。
ただし、寛史が個人で受けていたコンサルティングについては停止してしまうことをご理解ください」とし、「寛史が出演している動画やコンテンツは一部残っておりますので、公開することもありますが、是非温かく見守っていただければ幸いです。皆さまのご厚情に深く感謝申し上げます。たくさんの仲間に愛されて、幸せだったと思っております」とつづった。 また、「故人に関する公式の情報はこちらのアカウントから発表させていただいた内容のみになります。
インターネットなどで憶測や噂を広げるのは厳に謹んでいただくようお願い申し上げます」と呼びかけた。 寛史さんは埼玉・春日部共栄高を経て、2016年に島根大医学部に入学。在学中の19年に動画編集フリーランスとして活動を開始し、20年にアズール株式会社を設立。22年3月には大学を卒業して医師免許を取得したものの、医師の道には進まず、同年からリアリティー番組の『令和の虎』に投資家(虎)としてレギュラー出演。志願者(虎の子)のプレゼンテーションする事業計画を受け、出資の可否を決定していた。