伊東市長の卒業証書を巡る疑惑が急速に深まる中、代理人弁護士が「卒業証書は本物と確信している」と強調しました。この発言は、伊東市長が自身の学歴に関する問題を巡り、東洋大学に責任を転嫁するかのような発言をした直後に行われました。市長は、卒業証書が偽物である場合、卒業できていない人間に証書を渡すことはないと主張していますが、疑惑は未だ解決の兆しを見せていません。
7月2日の記者会見で、弁護士の福島正弘氏は「偽物とは思わない」と断言。続く7日の会見でも同様の見解を示しました。しかし、市長が卒業証書を公開することや、百条委員会に提出することはなく、疑惑は依然として解決されていません。市長が証書の真偽を証明するために行動を起こさないことに対し、批判の声が高まっています。
「大学側が何も行動を起こさないのは理解できない」との声も上がり、関係者や学生たちからは不安の声が寄せられています。伊東市の百条委員会は、東洋大学に対し、卒業証書の確認を求めるべきだとの意見もあります。果たしてこの疑惑はどのように決着するのか。市長が真実を明らかにするために何をするのか、今後の動向に注目です。