日本屈指の霊峰「立山」にも相次いでクマ出没 富山市では夢中で木を削りアリを食べる採食行動も…猛暑の影響で“エサ不足”か

日本屈指の霊峰「立山」で、クマの出没が相次いで報告されています。富山市の登山道で目撃された成獣のクマは、餌を求めて木を削り、アリを食べる姿が確認されました。今年の異常気象により、クマの餌不足が深刻化しており、人間との遭遇リスクが高まっています。

今月4日、登山道の真ん中に現れたクマは、周囲の人々を気にせず夢中で木を削り続けていました。この異常な行動は、夏のクマがよく行う採食行動ですが、専門家によれば、今年は特に食料不足が影響しているとのことです。これにより、登山客は普段以上に注意が必要です。

富山県警山岳警備隊は、クマに遭遇した際の対処法を呼びかけています。まずは立ち止まり、クマが移動するのを待つことが重要です。また、近づいたり、食べ残しを放置することは厳禁です。大きな音を立ててパニックにさせる行為も避けるべきです。

この夏、立山周辺でのクマの出没が増加していることを受けて、登山客は十分な警戒を怠らないようにしてください。クマとの遭遇は命に関わる危険を伴います。安全な登山を心掛け、万全の対策を講じましょう。

Related Posts