南沙織の夫、篠山基さんが急死。83歳の生涯を閉じた彼の死因は老衰とされ、4日に都内の病院で息を引き取ったことが明らかになった。南沙織さんは1971年にデビューし、「元祖アイドル」として日本の音楽界に名を刻んだが、彼女の人生は波乱に満ちていた。3度の引退宣言を経て、芸能界から姿を消した南沙さんは、現在、専業主婦として静かな日々を送っているという。
篠山基さんは著名な写真家であり、南沙さんとの結婚は1979年。彼女の音楽キャリアを支えながら、家族を築いてきた。二人の間には3人の息子がいるが、次男の山吉信さんは俳優として活躍し、2019年にはNHKアナウンサーの天宮萌さんと結婚。しかし、2022年には離婚を発表し、理由は性格の不一致とされている。
南沙さんの国籍や引退の理由についても注目が集まっている。彼女は日本人の両親を持ちながら、芸能界での過酷な扱いに苦しみ、引退を決意した経緯がある。引退後も姿を見せることはなく、ファンにとっては彼女の復帰を望む声が高まっている。
篠山基さんの葬儀は家族の意向により、謹慎者にて行われる予定であり、お別れの会については未定。南沙織さんは、夫の死を受けてどのように心を癒していくのか、今後の動向が気になるところだ。