ギャル曽根が生放送中に反則負け確定の“ズル”が発覚し、視聴者の間で波紋を呼んでいる。人気大食いタレントである彼女が出演したTBS系の番組「ラビット」での出来事が発端だ。番組内で行われたビリビリドローン対決で、ギャル曽根率いるチームが逆転勝利を収めたが、彼女の涙の理由に疑問が集まった。
視聴者は、彼女が罰ゲームのビリビリ椅子を回避するために演技をしていたのではないかとの指摘を行った。これにより、ギャル曽根の行動が「ズル」とされる疑惑が浮上。さらに、彼女が他の共演者を睨みつける場面や、スタジオの空気を悪くする発言も批判の対象となった。
このような疑惑は、彼女が長年抱えてきた「やらせ」問題の影響が大きい。特に、日本テレビ系の「有吉ゼミ」での彼女の勝利が意図的な演出によるものではないかという声が上がっている。元力士の高さんが自身のYouTubeチャンネルで、ギャル曽根の勝利がスタッフによる調整の結果であると暴露したことが、さらなる火種となった。
ギャル曽根は視聴者に安心感を与える存在であり、その魅力は食べ方の美しさや的確なコメント力にある。しかし、この「安定感」が視聴者の期待を裏切る結果を生んでいる。彼女が出演する番組は、プロの大食いタレントが彼女一人であることから、視聴者は本気の対決を求める声が高まる一方で、演出方法にも物足りなさを感じている。
今回の騒動は、ギャル曽根個人の問題だけでなく、テレビというメディアが抱える構造的な問題を浮き彫りにしている。視聴者の信頼を失わないためにも、制作側は真剣勝負を見せる必要があるだろう。