日本の戦国時代を舞台にした人気ゲーム「アサシンクリード シャドウズ」が、ポリティカル・コレクトネスを巡る大炎上に見舞われています。ゲームのメインキャラクターとして黒人の侍「安」が登場し、これが史実に忠実だと主張するUBIソフトの姿勢に対し、批判が殺到。発売前から注目を集めていたこの作品は、公式PVの公開後、瞬く間に物議を醸しました。
安は実在の人物であるものの、彼が侍として扱われた具体的な証拠は存在せず、海外でのポリコレ運動の影響を受けたとされるこの設定に、日本のファンは強い違和感を抱いています。署名活動が開始され、すでに4万件以上の署名が集まる事態に発展。日本の歴史や文化を軽視した作品に対する反発が、世界中で広がっています。
ゲーム内の描写も問題視されており、桜が満開の田んぼで田植えをする村人のシーンなど、時期や文化的背景に対する理解が欠如しているとの指摘が相次いでいます。さらに、信長の背後に秀吉が描かれるなど、歴史的な誤りも目立ち、ファンからは「間違い探しゲーム」と揶揄されています。
この炎上は、ただのゲームの枠を超え、日本人の尊厳に関わる問題へと発展しています。イーロン・マスクもこの問題について言及し、海外の声が日本の歴史を歪めることに対する懸念を示しています。アサシンクリード シャドウズの発売が果たしてどうなるのか、今後の動向に注目が集まっています。