任天堂の新型ゲーム機「Switch 2」が発売からわずか4日で350万台を売り上げるという驚異的なスピードを記録した。しかし、その背後には転売問題が影を落としている。抽選方式での販売にもかかわらず、転売業者がAmazonでSwitch 2を高額で出品する事態が発生。任天堂の厳しい転売対策にもかかわらず、転売は続いている。

初期の転売価格は10万円を超えたが、任天堂の対策が功を奏し、現在は価格が暴落。メルカリでは出品数が減少する中、転売業者は新たな舞台としてAmazonに目を付けた。彼らは個人出品を利用し、転売品と気づかれないように出品。Amazon上での高額なSwitch 2に混乱する消費者も続出している。

加えて、任天堂は保証の対象外であることを明らかにし、転売品購入のリスクが広まる中、転売業者はレシート付きの出品を試みるも、メルカリがそれを禁止。転売業者たちは次々と規約違反を犯し、出品が削除される事態に陥っている。

現在、Amazonでの転売品の横行が懸念されており、消費者は販売元を確認せずに購入する危険性が高まっている。任天堂の徹底した対策にもかかわらず、転売業者は新たな手法で消費者を欺こうとしている。今後の動向に注目が集まる中、転売問題は依然として解決の兆しを見せていない。